TAGLIATOREの口コミや評判
TAGLIATORE
会社名:株式会社トレメッツォ
住所:〒107-0062 東京都港区南青山5-13-3 KDX南青山6階
TEL:03-5464-1158
HP内に問合せフォームあり
国内外にファッションブランドは数多く存在しますが、メンズが注目する海外ブランドも少なくありません。今回ご紹介するTAGLIATORE(タリアトーレ)は、注目のブランドで多くのショップで取り扱われています。雑誌でも頻繁に掲載されている魅力とは何か?TAGLIATOREの特徴に迫っていきましょう。
ウエストを絞ったシャープなラインが特徴
TAGLIATOREは、1960年代に創業されたレラリオ社の2代目ピノ・レラリオが立ち上げたブランドです。1998年に新たなオリジナルブランドとして起業し、イタリア語で「裁断士」を意味するTAGLIATOREは、製品の細部に至るまでピノの美意識が行き渡っています。代表的なアイテムであるジャケットは、両脇からウエストを絞ったシャープなラインが特徴です。
そしてシェイプ感が美しく立体的にフィットし、肩の作りはラグランで肩線を大きく後ろにずらし、腕の可動域も広げています。男性らしい曲線美が魅力的で、調和のとれたシルエットは、カッティング技術が優れている証拠だと言えます。イタリアらしいセクシーさがTAGLIATOREの持ち味を強調しています。
クラシコイタリア×南イタリア
TAGLIATOREはクラシコイタリアの正統派ブランドと云われていますが、クラシコイタリアとは何なのでしょうか?
■クラシコイタリアとは?
クラシコイタリアはスタイルではなく、製品の傾向を指しています。1986年にフィレンツェに結成されたクラシコイタリア協会に加盟するサトル(仕立屋)が生み出した製品の傾向です。日本でのクラシコの意味は「クラシック」「古典的な」となり、イタリアでは「最高水準の」「高雅な」という意味合いになります。
そしてクラシコイタリア協会というのは「イタリアの最高水準の物づくりをする集団」ということになります。つまりクラシコイタリアはデザインやスーツの仕様ではなく、クラシコイタリア協会に加盟するブランドが作る製品を指します。「クラシコイタリアの風合いを残しつつも南イタリアらしい柔らかさと力強さが感じられる」という表現は、端正さを兼ね備えた仕立ての中にも、南イタリアらしい柔らかな風合いと力強い曲線美が感じられるということを表しています。
色気のあるコーディネートができる
TAGLIATOREの魅力は何と言ってもウエストのシャープなラインで、ボディーラインに見事にフィットします。日本人の体型にも適していて、腕周りも締まっているのでよりスッキリ感があります。ジャケットのフロントを開けて着用しても、体のラインに美しく沿い胸元をセクシーに演出してくれます。
TAGLIATOREのデザインは只ウエストを絞っているのではなく、各部の寸法のバランスを取り独特のシェイプを生み出しています。このウエストの美しいシェイプが、色気のあるコーディネートができる大きな要素でもあります。そしてTAGLIATOREのジャケットラペル(下襟部分)は細すぎずとても広いうえ、体のラインに沿うようなしなやかなラペルになっているので、セクシーさだけでなく男性らしい威厳を強調しています。
このように色気を引き出すようなセットアップコーディネートができるのは、オーナー兼デザイナーでもあるピノ氏の製品のスタイルや生地の拘りが大きく影響しているのでしょう。生地の拘りイコール着心地に繋がり、軽く動きやすい着心地はTAGLIATOREの特徴でもありメリットでもあります。色気に加えて着心地の良さを兼ね備えているブランドとして、これからも多くの人に愛されていくでしょう。
男性も女性もスーツやジャケットを購入する時には、デザインや色柄を重視してしまいます。けれどいくら見た目が良くても着心地が悪ければ意味がないでしょう。TAGLIATOREは、見栄えや着心地の良さから日本人にも好まれているブランドだと言えます。着心地というのは試着しなければ分からないので、必ず一度試着するようにしましょう。好みのブランドは様々でしょうが、時にはイタリアのメンズのように、セクシーな着こなしをするのもいいのではないでしょうか。