ハンガーにも種類がある!セットアップ用のおすすめハンガーとは
衣類の収納で活躍するハンガーですが、実はさまざまな種類があります。そして、衣類に合ったハンガーを使わないと型崩れしてしまったり、シワになってしまったりすることがあるので、ハンガー選びは意外と重要です。この記事では、ハンガーの種類や選び方、そしてセットアップに使う最適なハンガーについてご紹介します。
ハンガーの素材
ハンガーにはいくつか素材があります。今ご自宅にあるハンガーはどのような素材のモノでしょうか。
用途によっては新しく新調したほうが良い場合もありますよ。さっそくハンガーの素材と種類をみていきましょう。
■木製ハンガー
木製のハンガーは、木のぬくもりを感じることができます。優しい肌触り、ナチュラルな感じでクローゼットに収納した際にとても良い感じになじみますね。実は木製ハンガーは、静電気が起こりにくい、湿度を吸収してカビを防いでくれるなどのメリットがあります。
木製といっても、マツ・ロータス・タモ・ビーチなど使われるものはさまざまです。特に重宝されているのは、ビーチ材のハンガーです。しっかりとした硬さで長持ちします。
■プラスチック製ハンガー
プラスチック製のハンガーは、軽くて扱いやすいです。そして値段が手頃です。とてもリーズナブルな価格で手に入るので持っている人は多いでしょう。このハンガーは洗濯物を干す際も使われることが多いです。ただし直射日光で傷みやすく割れやすいという欠点もあります。浴室乾燥機を使うと、プラスチックのハンガーの劣化が早くなる傾向にあります。
■スチール製ハンガー
スチール製のハンガーは高級感のある見た目が特徴です。スタイリッシュな雰囲気があるでしょう。デザイン性と耐久性を兼ねたハンガーです。
■起毛素材ハンガー
起毛素材のハンガーは、ハンガーから衣類がずり落ちないようになっているので、カーディガンや襟が大きくあいている衣類などに適しています。
ハンガーの選び方とは
衣類に合わせてハンガーを選ぶためのポイントについてまとめておきます。
■ハンガーの種類を知ろう
衣類に合わせてハンガーを選ぶために、ハンガーの種類を知っておく必要があります。ハンガーは、スーツ・ジャケット用/シャツ用/ボトムス用などに分けることができます。スーツやジャケット用のハンガーは、型崩れしないように肩先部分に厚みが設けられています。これによって肩の部分が自然に湾曲するようにかけることができるので型崩れしにくいのです。
そしてスーツ用ハンガーは、スラックスもかけることができるようにバーもついています。シャツ用のハンガーは、薄型のモノが多いです。フック下の首周りに膨らみがあるタイプが綺麗にかけられると言われています。ボトムス用のハンガーは、クリップタイプ、ズボン吊り式タイプ、バータイプがあります。クリップ式はスカートやズボンの両端、ズボン吊り式は裾をはさみ、バータイプはかけて使うというようにそれぞれ使い方が異なります。
■服の肩幅に合わせて選ぶ
トップスのハンガーを選ぶ際は、肩幅に注意しましょう。肩幅に合うハンガーを選ばなければ型崩れやシワが出やすくなってしまいます。ジャケットをかける際は、肩先の厚みが3~5センチあることで型崩れを防ぎやすくなります。Yシャツやブラウスは、薄めのハンガーが最適です。しっかりしたフレームのものを使ってください。襟の無いトップスは襟の立ち上がりが無いハンガーを選びましょう。滑りやすい衣類の場合は、滑りにくくなるように加工されているものが最適です。
■大きいより小さめを選ぶ
ハンガーは大きなサイズよりも小さいサイズを選んでください。大きなハンガーを選んでしまうと型崩れ、シワの原因になってしまいます。
■小物類もハンガーにかけて
ベルトやネクタイもハンガーにかけて収納することでクローゼットがすっきりします。ベルトは金具をフックにかけるタイプ、ネクタイは専用ハンガーがおすすめです。ハンガーにかければ小物も収納場所に困らないでしょう。
セットアップにぴったりなハンガーとは
セットアップにおすすめのハンガーは、クリップハンガーです。クリップハンガーは、ハンガーにクリップがついているもので、クリップの部分にパンツやスカートをはさむことができます。一緒に収納しておくことで、どちらかが無い!と焦らずに済みます。セットアップは、別々に収納してしまうと、着たい時に片方が見つからないということが起こりやすいので、一緒に収納できるハンガーが良いでしょう。クリップハンガーを選び際は、サイズに注意してください。
ハンガーの種類や選び方、セットアップにおすすめのハンガーをご紹介しました。クローゼットの中を綺麗に整理整頓するためにもハンガーはとても重要な役割を果たしてくれます。お気に入りの洋服を長く着るために、型崩れやシワができないように保管したいですね。ハンガー選びがよく分からないという人は、この記事を参考に自宅で使うハンガーを見直してみてください。